
・以前にカジノがあった土地の99年間賃借権の買収と、26階建て業務用オフイス・タワー、新しいモノレール駅と歩道橋等の第1期建設
・ノボテル・ホテルの完成
・アイビス・ホテルとワン・ダーリング・ハーバー(住宅)の建設
・ゴールズブロー・モート・ウールストア(住宅)の改修
ダーリング・ハーバーはプロジェクトとしては全く問題がないため、投資家はこのプロジェクトに対して自信を持っていた。ほとんどの問題は所有権を持つ借地人との問題に起因した。
私たちは景気が好転し始めれば、真っ先にダーリング・ハーバーの運営もよくなると自信を持っていた。
この「好機」が再びめぐってくる時のために、マスター・プランを検討、吟味した。
・元のマスター・プランの基本方針
・ダーリング・ハーバーと近隣地域との関係及び/または競争的開発
・既存の土地利用
・残存する開発予定地
・一般的な品質管理問題
検討の目的は新規開発において以下のことを確認することであった。
・共通の原理とコンセプトとの一貫性
・公共エリアの強化と、歩行者のアクセスなどの優れた戦略の実現
・既存の施設の最大限の活用
・革新的であること
・オーソリティー/ニュー・サウス・ウェールズ州政府/民間投資家への収益の最適化
ダーリング・ハーバー再開発を2000年までに完成する新しい計画が作成された。この計画は継続中の計画とともに、短期、中期、長期開発プログラムから成っている。
・既存の施設の改善
・交通の便の改善
・空地の改善
・水際の改善
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